【ゆらぎ荘の幽奈さん】冬空 コガラシ(ふゆぞら こがらし)【キャラクター紹介】

人物

この漫画の主人公で肉体派霊能力者。登場時では高校入学前なので15歳とみられる。

貧乏であるがゆえに、家賃が安いゆらぎ荘へ引っ越してきたのが物語の始まり。 個性豊かなゆらぎ荘の面々と奮闘するも充実した毎日が彼を待ち受ける。

自らの拳で霊と戦うスタイルなのでそれなりに良い体格をしている。 身長は174センチ。

性格

困っている人を放っておけないお人よしタイプだが、物事のケジメはしっかりつける真面目さがある。 子どもの頃に霊に取りつかれて散々な目にあったがゆえか、年頃の男の子らしく言動が少々乱暴な一面もある。

過去に様々な霊に取りつかれたたため、スポーツ・音楽・料理など器用にそつなくこなす。 昔は霊を恨んでいたが、今となってはそれも良い経験と考え、供養する意味でも自分の能力を前向きに使っている。

恋愛

隙あらば狼になる、という現実の最低男とは異なり、本気で惚れあった人同士でしかそのような行為は行わない紳士な一面を持つ。

コガラシ君の周りにはほぼ女子しかいないので、恋愛対象となる人は非常に多い。 一方で、コガラシ君にとって「この人だ」という人はまだ明らかになっていないので、最終的に誰と付き合うのかは不明。

進路相談で漏らしたように幽奈さんのことが一番気になっている様子はあるが、 これが恋愛におけるものなのかは不明。

少し昔の子どもの頃

子どもの頃は霊に取りつかれやすい体質な上に、今みたいに除霊する力もなかったので 取りつかれた霊にやられたい放題だった。

ゆえに、周りの人たちに迷惑をかけて厄介者扱いをされて色々な施設をたらい回しにされていた。 挙句の果てにデイトレーダーの霊にとりつかれて大損し、借金生活を強いられることになる。

そのためか幽霊は信頼できない存在と思いこむようになる。 とある理由でコガラシ君が子どもになったお話でも、幽奈さんに対して敵意を見せていた。

戦闘力

基本的にはぶん殴るのみの戦闘スタイルだが、コガラシ君の師匠は神を超える御三家の末裔。 ゆえに登場人物の中では最高クラスの戦闘力をもつ。

肉弾戦なら無敵に近いが変化の術などにはめっぽう弱く、霊気の影響も受けやすい体質。 これを利用され、コケシに変化させられ誘拐されたこともある。

また、女性を殴ることに強い抵抗をもつ。 当初はゆらぎ荘の幽霊を殴って成仏させるつもりだったが、相手が女性(幽奈さん)と判明し、 除霊できずに一緒に同居することになる。

宮崎 千紗希(みやざき ちさき)

コガラシ君のクラスメートの女子高生。モデルにスカウトされたという噂をもつほどの美少女で、男子からの人気も絶大。

可愛らしい見た目に反してバストが大きく、スタイルが良い。

性格

面倒見がよく優しい性格だが色っぽい妄想癖があるのが特徴的。 思ったことは結構はっきり言うタイプであり、朧がコガラシ君に不純な動機で迫った時はおかしいと指摘している。

母親から「男子は狼」と教えらてきたせいか、男子と二人きりになるのに抵抗がある模様。 胸が大きいため男子の視線を嫌がっていたがコガラシ君と出会い「見られることも悪いことばかりではない」と考えるようになった。

度々色っぽいハプニングに遭遇するが「自分はこうなる運命」と半ば諦めている描写もある。 また、服装や料理など女子力が非常に高く、朧の女子力の師匠でもある。

恋愛

高校生になるまでは付き合うどころか初恋すら未経験だった。 しかし、大雪でコガラシ君が家に泊まりに来たことをきっかけに、自分もコガラシ君が好きだと自覚する。(その晩は何もなかった)

その後は妄想癖が加速して、事あるごとにコガラシ君との甘い空想に入り浸っている。

戦闘力

この漫画の中では非常に珍しい一般人なので、戦闘力はないに等しい。

戦闘編でも「おいしい料理を作って皆の帰りを待つ」という非戦闘要員の王道的な位置づけになっている。