広告費用が無料?Google広告クレジットを取得できるメールが届いた
- 作成日:2018/12/21
Googleサービスを利用していると「〇〇円分のGoogle広告クレジットを忘れずに取得しましょう」といった内容のメールが届くことがあります。 その時の対処方法を簡単にまとめました。
Google広告とは
Google広告とは広告主に向けたGoogleのWebサービスです。 Google広告を利用することで、集客や成果アップが期待できます。 以前はGoogle AdWordsと言われていました。 これは実物を見た方が早いので紹介します。
まずは検索結果画面の上部に表示する広告です。
普通の検索結果と混同しがちですが、よく見るとリンクテキストの下に「広告」と緑色の字で記述されています。 検索結果上に表示されるこのような広告はリスティング広告ともいいます。
次にホームページ内に表示する広告の例です。
よく見ますね。ホームページの右側や左側、または記事内にある場合もあります。
これらがGoogle広告です。 そして、Google広告には広告をだす側(広告主)と、広告を貼る側がいます。 Google広告のクレジットを利用するのは広告主のほうです。
広告主
Webサービスや商材などを売るために、広告をだす側の人です。
例えば、オンラインゲームを運営している人は広告をだせば新規ユーザの取得に繋がります。 商材を売っている人が広告をだせば、商材を購入してくれる可能性が上がるかもしれません。
このように、売るサービスやモノを持っている人が広告をだしてPRするわけです。
広告を貼る人
広告主がだした広告を自分のサイトに内に設置する人です。 売るWebサービスやモノをもっていなければ、Google広告クレジットは基本的には不要です。
Googleアドセンスなどをサイト内に設置して、クリックしてもらうことで収益を得ている人もこちら側の人ですね。
○○円分のクレジットを取得
「〇〇円分のGoogle広告クレジットを忘れずに取得しましょう」という内容のメールがきた場合、 広告主でない限りは利用しなくて良いでしょう。
例えば、趣味ブログを書いており、そのブログにアドセンスを貼って副業をしている方などは不要です。
売りたいサービスやモノがあり、広告費を払ってでも集客したい人向けのメールです。
そして、広告費は無料ではないので、通常はお金をかけて広告をだすことになります。 「〇〇円分のGoogle広告クレジットを取得」というのは、「〇〇円分の広告費を取得できる」ことになります。
ただし、最初から無料で広告をだせるわけではありません。1つ例を挙げましょう。
- 広告費用として7,500 円以上をご利用いただいたお客様に7500円のGoogle広告クレジットを贈呈します。
一見無料で広告をだせるように思うかもしれませんが、まずは自費で7500円分の広告費を使う必要があります。 その後に7500円の広告費が取得できます。
注意すべきことは、取得できるお金はあくまで「広告費」であることです。 取得した7500円は広告費用として利用できるお金なので、何にでも使えるお金ではないのです。
なので、広告をだす予定がない人が取得しても意味がないのです。それどころか、最初は自費で広告費をだす必要があるので、 返って無駄な出費となるでしょう。
まとめ
Google広告クレジットを利用するのは、売りたいサービスやモノがある広告主です。 GoogleアドセンスでPVを集めて収益を得ている人などには不要なものです。
ネットで副業している人は多いかもしれませんが、その中でも広告主となる人は少数派でしょう。 よくわからなければ利用しない方が良いです。
また、広告主でGoogle広告クレジットを利用する人も支払いについては注意が必要です。 試しに使ってみたら思いもよらない出費になったというケースもあるようなので、 使い方は確認しておくと良いですね。