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【携帯電話】ガラケーが人気復活って本当?スマホと出荷台数を比較してみた

  • 作成日:2018/05/17

最近ガラケーが人気で「中古ガラケー専門店が熱い」などの話を聞きました。

世はまさにスマホ時代となっており、子どもから年配の方までスマホを所持して当たり前の時代です。 それなのに本当にガラケーが好調?という疑問があったので調べてみました。

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好調な中古ガラケー専門店もある

事の発端となったのは中古のガラケーを扱っている「携帯市場」が好調だという情報を入手したからです。

ちなみに「携帯市場」というのは社名で、2008年に創業されました。 主にガラケーやスマートフォンなどの買取・販売をしている中古携帯専門店です。

中古携帯専門店

また、「携帯市場」は2017年11月に神田本店をリニューアルしています。 今までスマホ・ガラケーを扱っていたのをガラケーメインでいくという内容です。 スマホを主軸とするスマホ専門店ならわかりますが、まさかのガラケー特化の専門店が爆誕しました。

運営方針

前年と比較してガラケーの人気が落ちていないため、このようなリニューアルをしたとのこと。 少し不安になるリニューアルだと思うかもしれませんが、この戦略は功をなします。

「携帯市場」はそれから数カ月後の2018年5月に、前年と比較して1.3倍も販売台数が伸びていると発表。 見事お客さんのニーズをとらえたリニューアルとなりました。

ガラケーの需要

ガラケーの主な需要は年配の老人たちとビジネスマンのようです。 年配の方はわかりますが、ビジネスマンは少し意外だったでしょうか。

需要がある人

ただ、ビジネスマンはプライベートで使用するのではなく仕事用として使っているようです。 会社支給の電話がスマホではなくガラケーという会社もあるのでしょうね。

アプリなどを使わず電話機能だけで良いのならば、わざわざ高性能のスマホを使う理由は確かにありません。

スマホとガラケーの出荷台数

先ほどは1つの中古ガラケー専門店にポイントを当てました。 では全体の出荷台数はどうなのかというと、逆の結果になっています。

2017年の出荷台数

M総研の調査によると、ガラケーの2017年の出荷台数は536万台となっています。 この数値は前年比で19%以上の減少であり、過去最低です。

一方でスマホの出荷台数は3,199.4万台で前年比8%以上の増加となり過去最高。 ちなみにスマホではAppleが人気で6年連続トップシェア。時点はシャープでした。 ただAppleの出荷台数は前年比で2%減少しており、自社だけで見ると勢いは止まっています。

シャープはAQUOS(アクオス)が絶好調でした。 Androidに限定すれば、2017年の販売台数は他のメーカーを抑えてNo1です。

まとめ

局所的に好調なお店はあるものの、出荷台数という観点から全体を俯瞰してみるとガラケーの人気はいまいちのようです。

「携帯市場」社は何度かメディアの取材を受けているので、それを見て「ガラケーの人気が復活した!」という認識を持った方もいるのではないでしょうか。

私も当初はその一人でしたが、別の調査結果を見ると逆の結果がでており、それを見る限り人気復活とは言えないでしょう。

ちなみに、最近私は親にタブレットをプレゼントし脱ガラケー計画を実施したため、 ガラケーが人気爆発中だったら時代を逆行したことになりました。親は非常に喜んでいて、ガラケーも所持しているのに、 今ではタブレットでしか連絡してきません(笑)

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