【C++】文字列から指定文字を削除する方法
- 作成日:2024/10/24
標準入力のcinを使わずにキーボードからの入力を取得する方法です。
erase関数とは
指定した文字を削除する関数です。 erase関数は引数の数により動作が異なります。
①str(x)
②str(x,y);
① x番以降の文字を全て削除する
① x番以降の文字列をy文字分削除する
x、yは数値で指定します。要素指定の先頭は0番です。
削除した文字領域は消去され、それ以降の文字はその分だけ詰めらます。
よって、文字列のサイズも縮小されます。
使い方
文字列削除のサンプルです。
#include <iostream>
using namespace std;
int main()
{
//1番以降の文字列を全て削除する
string tmp1 = "abcd";
tmp1.erase(1);
//0番以降の文字列を1文字だけ削除する
string tmp2 = "abcd";
tmp2.erase(0,1);
//出力
cout << "tmp1:" << tmp1 << endl;
cout << "tmp2:" << tmp2 << endl;
return 0;
}
tmp1:a
tmp2:bcd
このように、削除したい文字数によって引数を使い分けて記述します。