【HTML / metaタグ】nofollowの使い方・書き方まとめ
HTMLにおけるmetaタグの1つ、nofollowの使い方や書き方のまとめです。 最も重要なことを簡潔にまとめてあります。
①検索エンジンの行き先を操作
②使いどころはあまりない
nofollowとは
nofollowとは検索エンジンがページ内でリンクしているURLに行かないようにするmetaタグです。 この意味を知るには検索エンジンのリンク動作を軽く理解する必要があります。
例えば、検索エンジンがあるページを訪問したとしましょう。 そのページの調査(クロール)が完了したら、検索エンジンは次に向かう先として、そのページにリンクされているページへ向かおうとします。
しかし、metaタグにnofllowを設定していたら、リンクされているページには向かいません。 ついてくるな(No! Follow!!)と、検索エンジンに言っているのです。
このように、検索エンジンがリンクを辿らないようにする設定がnofllowです。
nofollowの使い方
一見使いどころがないように思えるnofollowですが、使い方は信頼できないサイトをリンクするときなどです。 リンクしたいけど、そのリンク先は信頼性に問題があるため、検索エンジンに評価してほしくない。といった場面ができたらnofllowを使います。
使い方が極めて限定的なので、普段は使わないと思って良いでしょう。 内部リンクはもちろん、外部リンクに対しても使うことはほぼありません。 nofollowを使ったからといい、ページの価値が下がることも上がることもありません。
その昔、SEO対策としてnofollowを使ってPageRankと呼ばれるものを操作する手法がとられていました。 しかし、今ではそれも使えない手法となっているので、SEO対策を意識してnofollowを使う必要はないでしょう。
なお、nofollowはhead内にmetaタグとして記述する方法の他に、 各aタグ個々にも設定することができます。 head内に記述するとページ内の全リンクに対してnofollowが有効となりますが、 aタグに設定した場合はそのaタグで指定したリンクのみnofollowが有効となります。
nofollowの書き方
nofollowは以下のように、HTMLでheadタグ内に書きます。
<meta name="robots" content="nofollow">
このままコピペで使用できます。
また、各aタグ個別に設定する書き方は以下のようになります。
<a href="http://test.com/" rel="nofollow">
このように、aタグの属性にrel="nofollow"を追記します。
nofollowと似ている・間違いやすいタグ
nofollowの類似タグや用途が似ているタグです。 詳しい説明はそれぞれのmetaタグ個別ページにあるので、ここでは簡潔にちがいを述べています。
noindex
noindexは、検索結果画面に表示する必要がないページに対して設定するmetaタグです。 良く混同されがちですが、検索エンジンの行き先を操作するnofollowとは、使い方が根本的に違います。