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著作権表示と無断転載の解説。画像の引用方法は?私的な利用は平気?

  • 作成日:2019/01/31

ホームページ内で著作物である画像を使いたい場合、勝手に使ってはいけません。 著作権表示を正しく記述する必要があります。

著作権表示と無断転載の解説。画像の引用方法は?私的な利用は平気?

画像の使い方

TVアニメや映画など著作権がある画像を使う場合、私的に利用するのかそうでないのかで使い方が違います。

私的な利用の場合

「私的に利用する」とは他人が見れないようにして自分だけ、または家庭内で楽しむことです。 他人の目に触れなければ画像を複製(コピー)しても問題ありませんが、加工は私的使用でも著作権の侵害になります。

テレビの例だとわかりやすい

テレビを録画して家族内で楽しむなら問題ありませんが、 それを動画サイトなどにアップロードして他の人が目にすれば私的な利用とはいえません。

ちなみに、私的使用は他人の目には触れることはないので、加工してるかどうかはわかりません。 なので、実際には加工しても気が付かない場合もありますが、著作権侵害になるので避けましょう。

他人の目に入る場合

ブログやサイトで紹介するように、他人の目に入るような使い方をする場合は注意が必要です。 勝手に使っては無断転載となり、著作権を侵害してしまうのです。

ブログなどで著作権がある画像を使いたい場合は引用して使用します。 アフィリエイトをする場合でも、引用すれば画像を使えます。

引用方法

引用とは自分の書いた記事を補足する形で他の作品を利用することをいいます。

例えば、オリジナルの記事を用意して、その中で数枚だけ他の作品の画像を取り入れて 記事をよりわかりやすくする時などに使います。

画像を引用する場合は次のようにします。

引用画像のサンプル

(C)河森正治、ロマン・トマ/サテライト/バスカッシュ!製作委員会・MBS

このように、画像の下に著作権表示を明記します。この例だと「(C)~」がそうですね。 今回はテレビアニメ「バスカッシュ」の画像を引用したので、「バスカッシュ」の公式サイトにある著作権表示を記載しました。

補足

著作権表示は公式サイトの下のほうにあることが多いです。

画像だけ貼り付けずに、必ず著作権表示をして引用しましょう。

引用の注意

引用すれば好きなように画像を使っても良いというわけではありません。 引用時の注意点をまとめて紹介します。

主力コンテンツにならないこと

引用する画像はあくまで「補足」なので、引用したものが記事のメインとなってはいけません。

例えば、引用した画像をたくさん貼り、一方で自分で書いた記事は少しだけの場合、 画像がメインで自分の記事が補足になってしまい立場が逆転してしまうので引用にはなりません。

画像の加工

画像の縮小は可能ですが、著作権を明記しても画像の加工はNGです。元の画像を改変するのは避けましょう。 また、トリミングなどの切り抜きもNGです。

出典だけ記載する

画像の出どころを示す「出典」だけ記載している人もいますが、これは良い引用方法とはいえません。 上記で紹介したように、著作権表示は必ず明記しましょう。逆に著作権表示をすれば出典は省略できます。 もちろん、両方記載してもOKです。

無断転載

私的利用でなはない場合、正しく著作権表示をしないと無断転載になり著作権を侵害することになります。

ただし、現実問題みんなが著作権表示をしているのかと言われるとNOです。 著作者の考えも色々あり、自分の作品をPRしてくれていると判断すれば著作権表示がなくても気にしない人もいます。 反対に、著作権に厳しい人もいます。

断言できることは、著作権表示をしていない人がいるから自分もしなくて良いという理屈は通りません。 見ればわかりますが、有名な大手サイトはきちんと著作権が明記されています。

補足

著作者の立場になって考えれば、無断転載は決して許されるものではありませんよね。

ルールを守って気持ちよく記事を書くためにも、著作権は必ず明記しましょう。

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