容量不足解消!スマホ・タブレットの空き容量を増やす3つの方法
- 作成日:2018/02/15
- 更新日:2019/08/14
スマホ・タブレットはPCと違い内部ストレージの容量が少なめです。 写真や動画をたくさん撮ると、すぐに容量不足になりますよね。 それの解消方法・対策をご紹介します。
SDカードなどの外部ストレージで容量を増やす
「内部ストレージの容量がいっぱいなら、外部ストレージ(SDカード)を使いましょう」というのが1つ目の解決策です。
SDカードにも色々種類がありますが、 スマホ・タブレットの外部ストレージはmicroSDカード、microSDHCカード、microSDXCカードの3種類がよく使われます。 この3つの違いは「容量がどのくらいか」というだけで、基本的な使い方は同じです。
スマホにより使えるものとそうでないものがあるので、使う前にお使いのスマホの情報を確認する必要があります。
SDカードの例ですが、2019年8月時点でAmazonでベストセラーになっているものは以下のようなものです。
SanDisk microSDXC ULTRA 128GB 80MB/s SDSQUNS-128G Class10 サンディスク [並行輸入品] 新品価格 |
この商品は128GBのものです。他にも32GBなど様々な容量のSDカードがあります。 基本的には容量が増えれば値段も高くなる傾向がありますが、大容量のほうが1GBあたりの金額も安くなりコスパに優れます。
より詳しい説明は以下にまとめています。SDカードはAndroid・タブレットでは直接利用できますが、 iPhoneやiPadではSDカードリーダーが別途必要になるためご注意ください。
クラウドストレージを使う
クラウドストレージとは「インターネットを使ってファイルを保存できるサービス」です。 オンラインストレージともいいます。
クラウドストレージは厳密にいうと空き容量を増やすわけではないのですが、 容量不足を解消する手段としては非常に有効なので、2つ目の解決策としてご紹介します。
一般的にクラウドストレージはSDカードと異なり、保存するデータが手元にあるわけではありません。 クラウドストレージを提供している会社にデータを預けることで、 端末内の容量を消費することなくデータを保存することができます。
ただ、預けたデータはいつでも取り出せるので、あたかも自分の端末内にデータがあるように感じます。 どれだけの容量を預けられるのかは、会社によって様々です。
無料で使えるクラウドストレージの比較
クラウドストレージを提供している会社はたくさんあるので、 有名なものを簡単に比較してみました。
無料で使えるものも数多くありますが、有料のサービスよりも預けられる容量が低い傾向にあります。 以下が無料で使えるクラウドストレージの例です。
サービス名 | 容量 |
---|---|
Google Drive | 15GB |
Dropbox | 2GB |
OneDrive | 5GB |
Googleフォト | 無制限 |
これは特に有名なクラウドストレージサービスの例ですが、 Googleフォトに注目してください。 容量無制限で無料という破格ぶりです。
もちろん、デメリットなしで無制限というわけではありません。 Googleフォトにつていは以下に詳しくまとめています。
不要なキャッシュを削除する
最後の解決策として、不要なキャッシュを削除することで空き容量を増やせます。 誰でも簡単にできることなので、実施していない方はぜひやってみてください。
ちなみに、キャッシュとはインターネットでサイトを閲覧したときに、自動的に蓄積されるデータです。 キャッシュがあると次に同じページに訪問した時にページを早めに表示することができます。
キャッシュは知らず知らずのうちに溜まっていくので、定期的に削除すると容量不足解消に役立ちます。 良く訪問するページはどうせすぐにキャッシュができるので、たまにしかいかないサイトのキャッシュを消すという意味で、 削除しておくことをおすすめします。
iPhone・iPadでキャッシュを削除する方法
iPhone・iPadでキャッシュを削除するには以下の手順を実施します。
- 「設定」を選ぶ
- 「safari」を選ぶ
- 「詳細」を選ぶ(下の方にあります)
- 「webサイトデータ」を選ぶ
- 「全webサイトデータを削除」を押す
Androidスマホ・タブレットでキャッシュを削除する方法
Androidのスマホ・タブレットでキャッシュを削除する方法です。 まずは普段使っているブラウザ(Chromeなど)を立ち上げ、以下の手順で削除します。
- メニューから「設定」を選ぶ
- 「プライバシー」を選ぶ
- 「閲覧履歴データを消去する」を選ぶ
- 「キャッシュされた画像とファイル」にチェックをいれる
- 「データを消去」を押す
また、Androidにはアプリのキャッシュもあります。これも削除しておくと良いでしょう。
- 「設定」を選ぶ
- 「ストレージ」を選ぶ(※1)
- 「キャッシュされているデータ」を選ぶ
- 「OK」を押す
※1 Android機種により表記が異なります。「端末容量」などと表示されるものもあります。
まとめ
スマホの容量不足解消として、根本的な解決策になるのは 「外部ストレージ」か 「クラウドストレージ」を利用することです。
外部ストレージ(SDカード)はお金こそ少しかかりますが、すぐ手元にデータがあり、自分で管理できます。 SDカードには様々な容量のものがあるので、用途に合ったものを選ぶと良いでしょう。
一方で、クラウドストレージはデータを預ける形となるので、すぐ手元にデータはありません。 しかし見たい時にすぐに見れ、削除も自分でできるので使い勝手は外部ストレージと変わりません。
Googleフォトでは容量を気にせずにたくさんの写真・動画を保存できますが、 Googleフォト以外の(無料の)クラウドストレージは容量がSDカードより低いものが多いです。
クラウドストレージのリスクとしては、「提供している会社の不備でデータが消える可能性がある」 ということでしょうか。あとは、何らかの不備でデータが流出するといったことも挙げられます。
しかし、会社はその手のプロなので「間違って預けたデータが消えた」なんてことはほぼないでしょう。 むしろ、個人で管理するよりかは安全かと思います。
手元にデータがないことに不安を感じるのならば、クラウドストレージではなくSDカードなどの 外部ストレージで容量を増やすと良いでしょう。 その辺はその人の価値観と好みもあるので、お好きな方を選ぶと良いかと思います。