【HTML / metaタグ】noarchiveの使い方・書き方まとめ
HTMLにおけるmetaタグの1つ、noarchiveの使い方や書き方のまとめです。 最も重要なことを簡潔にまとめてあります。
①常に最新情報を表示するページに設定
②Webページ保護のためにも使える
noarchiveとは
noarchiveとはWebページの情報をキャッシュ(保管)されるのを防ぐmetaタグです。
通常、検索エンジンはWebページを訪問して調査(クロール)すると、その情報を一時的に保存(キャッシュ)します。 キャッシュする理由としては、Webページになんらかのアクシデントがあり表示できない場合、 一時的に保存した過去のWebページをユーザが見れるようにするためです。
キャッシュを見るには、検索結果画面のタイトル下にURLがあるので、 その端の▼ボタンを押すと表示されます。
metaタグのnoarchiveをWebページに設定すると、このキャッシュが無効になります。 つまり、過去に取得した一時情報をユーザに見せなくし、最新のWebページの情報しか見せないようになります。
noarchiveの使い方
noarchiveは常に最新の情報を見せる必要がある、更新頻度が多いWebページに設定して使います。
例えば通販サイトの商品ページなどです。 キャッシュで過去の情報をユーザが見てしまったら、価格情報などが変動した時にトラブルの元になります。 よって、常に最新の情報をユーザに見せる必要があります。
ただ、noarchiveは一般的なサイト・ブログでは特に必要のないmetaタグです。 Webページがアクシデントで見れないことも稀ですが、それ以上に キャッシュ自体が非常に見つけにくい場所にあるので、一般ユーザはまず気が付きません。 ここをクリックして過去情報をみるユーザは非常に稀でしょう。
逆を言えば、キャッシュを見てくるということはある程度Web知識がある人だといえます。 これらの人にキャッシュを悪用されないよう、わざとキャッシュを無効にしている運営者もいます。 (キャッシュでWebページが盗用されるのを阻止するため)
noarchiveの書き方
noarchiveは以下のようにname属性をrobotsにして、HTMLでheadタグ内に書きます。
<meta name="robots" content="noarchive">
このままコピペで使用できます。
noarchiveと似ている・間違いやすいタグ
noarchiveの類似タグや用途が似ているタグです。 詳しい説明はそれぞれのmetaタグ個別ページにあるので、ここでは簡潔にちがいを述べています。
noindex
noindexは、検索エンジンからの評価を無効化するmetaタグです。 noindex同様に、name属性がrobotsとなっています。 詳しくはnoindexの使い方・書き方まとめ をご覧ください。
nofollow
nofllowは、検索エンジンがリンク先をたどれないようにするmetaタグです。 こちらもnoindex同様に、name属性がrobotsとなっています。 詳しくはnofollowの使い方・書き方まとめ をご覧ください。