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【SEO】ディレクトリ階層の深さとリンク階層の深さ、URLの長さについて

ディレクトリ(フォルダ)を作成していくと、URLの階層が長くなってSEO的に大丈夫なの?と思ったことはありませんか。 URLが長すぎたり、トップページから階層が深すぎるとSEO的に不利なのかについて、ご説明します。

ディレクトリ階層の深さとリンク階層の深さ、URLの長さについて

URLの長さについて

URLの長さが検索順位に関係するといったことはありません。 これはGoogleが公言しています。 URLが長いことと、短いことの差といえば、ユーザがURLを見たときに見やすいかどうか程度です。

URLの長さ

とはいえ、適当にURL名(フォルダ名やファイル名)を決めるのではなく、意味のある名前にした方が ユーザに親切ですし、管理もしやすいです。

また、URLにキーワードを入れることは検索結果順位を有利にするといった情報もありますが、 それは無視できるほど小さな違いなので、自然に入るならばともかく、無理してまでキーワードを入れる必要はないでしょう。

アンカーテキストを意識してキーワードを入れるとしても、不自然にキーワードをねじ込む必要はありません。 あくまで自然に、「はいればいれる」といったスタンスで良いかと思います。

2017年12月現在、検索結果のURLの箇所にも、 検索キーワードは太字で表示されません(サイト説明の箇所は太字になりますが)。 なので、キーワードを意識しすぎず、内容に沿ったファイル名をつけることをお勧めします。

ディレクトリ階層の深さについて

ディレクトリの階層(URL階層)が深いとは、URLのスラッシュが多く入るページのことです。


https://konoti.com/aaa/bbb/ccc/ddd/eee/dir.html
       

この例だと、dir.htmlファイルは、トップページのkonoti.comからかなり深いところにあるので、 URLが長く階層が深いことがわかります。

しかし、ディレクトリ階層が深いと評価が低くなるわけではなく、 ディレクトリ階層が浅いからといって、検索結果に上位表示されやすくなることもありません。 ただ、検索エンジンは階層の浅いところからページをクロール(調査)していくので、 深すぎるとクロールされるのが、他のページより遅くなります。

ディレクトリ階層

逆をいえば、検索エンジンがクロールさえしてしまえば、 ディレクトリ階層の深い・浅いに差はなくなります。

ここで気になってくるのが、どのくらい遅くなるのかとうことです。 数分程度ならともかく、数日単位まで遅くなると更新スピードを売りにしているサイトには、きついものがあります。

正確にどのくらい遅くなるのかは、検索エンジンではないのでわかりませんが、 2,3階層くらいでは大して変わらないと思います。 超大規模サイトで100近くディレクトリ階層が深いと、クロールスピードが遅くなったり、漏れたりすることもあるかもしれませんが、 個人が運営するサイト・ブログの僅か数階層で、クロールスピードが極端に遅くなることは考えづらいです。

ましてや、その僅か数階層のために、カテゴリーを無視したディレクトリ階層を作る方が、 SEO的に問題あるようにさえ思います。

それでも、なるべくい浅い方が良いという方は、ディレクトリ階層より リンク階層に気をつけることを推奨します。

リンク階層の深さについて

リンク階層とは、トップページから何回のクリックで目的のページまでたどり着けるのかという階層です。 例えディレクトリ階層が5階層と深いところにあっても、トップページから1クリックで到達できるようになっていれば、 リンク階層は2階層となります。

リンク階層

階層の深さが気になりSEO対策をするならば、ディレクトリ階層ではなく、こちらのリンク階層を意識するべきです。

なぜなら、GoogleはPageRank(ページの重要度を示す指標)を重要視していると公言しているからです。 PageRankは最も高いページ(普通はトップページ)から、リンクをたどる毎に少なくなっていきます。 つまり、トップページからクリック数が少ないところにあるページはPageRankが高くなり、 クリック数が多いところにあるページはPageRankが低くなります。

仮に、トップページにカテゴリーページ以外のリンクを貼らずにいたら、 確かにこれはカテゴリーのディレクトリ階層がそのままPageRankの高い・低いに関係します。

しかし、トップページに直接リンクをはることで、そのページのPageRankは高くなります。 SEO対策でURLの階層を浅くしたい場合は、このリンク階層で対策をすると良いです。

リンク階層の深さですが、できれば3クリック以内に到達できることが望ましいです。 人気ページを作ったり、サイトマップなどを活用して、なるべく少ないクリック数で各ページに到達できるようにすると良いでしょう。

まとめ

 階層についての結論です。カテゴリーを無視せずに、自然にディレクトリ階層を浅くできるのならば、浅いに越したことはありません。

しかし、カテゴリーを無視してまでディレクトリ階層を浅くすることは、メリットよりもデメリットの方が気になります。 ディレクトリ階層が深くて気になる場合は、リンク階層を浅くすることで対策しましょう。

トップページから浅いところにリンクを貼ることで、例えディレクトリ階層が深いところにあっても、 ページの重要性が損なわれることはありません。

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