【歯周病】名医はどうやって見分ける?正しい歯医者の選び方
- 作成日:2018/07/24
歯周病の治療をするのに歯医者の選び方をまとめました。
歯医者の選び方
歯周病の治療をするのになるべく良い歯医者に診てもらいたいのは誰もが思うことです。 しかし、歯科医の技術力は数値化できないので、どの歯医者が良いのか見極めるのは非常に難しいですよね。
特に歯周病は技術力の差がある病気なので、経験の浅い歯医者はなるべく避けたいのが本音です。
ここでは良い歯医者を見極めるポイントをご紹介します。
資格の有無
歯周病に関する資格を所持しているのは歯医者を選ぶ一つの基準となります。 特に「日本歯周病学会」や「日本臨床歯周病学会」の専門医・指導医の資格を取得していると良いでしょう。
日本歯周病学会では専門医の資格取得者は全体の1%未満です。 さらに5年毎に更新しなければならないため、継続的な技術力が必要です。
さらに、学会や講習会などに積極的に参加している歯科医は技術力向上があり良い歯医者と見受けられます。 歯科医院のホームページで活動内容を紹介している先生も多いので、インターネットで確認すると良いでしょう。
資格をもっていなくても良い歯医者はたくさんいるため、 あくまで1つの基準とお考え下さい。
実績が豊富
知識や技術力があっても1年間に数回の治療をするだけでは歯科医の技術力はなかなか向上しません。 日々の治療経験が歯科医の技術力をより向上させるのです。
実績を確認するのはホームページを利用すると良いでしょう。 全ての歯科医院が実績を載せているわけではありませんが、実績に自信がある歯科医院ほど堂々と発表しているものです。
ホームページの症例写真は専門家から見ると良し悪しがわかります。 ゆえに、写真を載せるのは自身の現れとも見受けられます。
また、治療は数年たって評価がかわることがあります。 ゆえに「長く経営されている歯科医院か」というのも確認しておくと安心ですね。
歯周病に特化している
いくら優秀な歯医者でも得意な治療とそうでない治療があるのが普通です。 多くの歯科医院では多種多様な治療手掛けていますが、歯周病に特化した歯科医院を選ぶのが良いです。
こちらもホームページで歯周病に力を入れているか確認しましょう。 自信がある・注力している治療は全面的にプッシュして紹介しているはずです。
また、大学で「歯周病科」「保存科」を経験している歯医者は歯周病に力を入れている可能性が高いそうです。 歯科医のプロフィール欄の経歴などで確認しておきましょう。
設備が充実している
高価な設備はお金がかかるので歯医者によっては導入できない機器もあります。 設備投資に積極的な歯科医院はその分野で力を入れており、満足いく治療をしてくれる可能性が高いです。
チェックする設備は以下のようなものです。
- 滅菌設備
- CT撮影
歯科衛生士がいるか
歯科医は治療に専念するため、患者のケアができる歯科衛生士の存在は重要です。 スタッフの中に歯科衛生士がいるか確認しておきましょう。
治療方法が的確
治療方法において、以下のようなことを抑えている歯医者は評価が高いです。
レントゲンの写真をとるか
正確な治療をするためにはレントゲン撮影が必要です。 さらに口腔内写真を撮影して記録しておくとなお良いですね。
CT撮影だとお口の顎の骨を正確に把握できるのでなお良いです。
丁寧なカウンセリング
治療の前のカウンセリングは大事です。 代役の先生が聞いたり、話もそこそこにすぐに治療に入るのは良くないため他の歯医者のが良いでしょう。
初診は口全体のことを見る必要があるので、x、じっくりと時間をかけて説明してくれる歯医者だと安心できますね。
口全体のことを考えられる歯医者で、 さらに現在の口の状況を説明してくれると良いですね。
予防・メンテナンスに力を入れている
歯周病は再発リスクの高い病気なので、メンテナンスは非常に重要です。 質の高いブラッシング指導や定期メンテナンスに力を入れているかを確認しておきましょう。
まとめ
歯医者はコンビニ以上に私たちの身近にありますが、 歯周病治療においては有名な資格を取得している歯科医は非常に少ないのが現実です。
また、歯医者によって抜歯するしないの意見が分かれることも珍しくありません。 ゆえに、複数の歯医者で意見を聞き比較してみると良いでしょう。
歯周病は定期的に通院して歯のメンテナンスが必要な病気なので、 歯医者選びは非常に重要です。